DOKOH LABO

  • TOP
  • DOKOH LABO一覧

2021/01/25

その他絹糸の種類①

●生糸

家蚕の繭から取り出した繭糸を何本かより合わせた糸。6本~10本を合わせて糸にする。

●玉糸

二匹以上の蚕が1つの繭を作る場合、糸にすると複数の糸がもつれ合って節の多い糸になる。これを玉糸と呼ぶ。以前は売り物にならないもので個人が織物にして普段着として使用していたが、昨今織上がりの面白さで人気がある。(節織、紬、銘仙、シャンタンなど)

 

日本から独自のシルク文化を発信

シルクに関して長年培ってきたノウハウを活かし、シルクの良さや価値を伝えます

~同興商事株式会社~

2021/01/11

野蚕糸の種類②

◆エリ蚕糸

長繊維が取れないので、紬糸や真綿として使われ、ふわふわして柔らかく温かみがあります。マフラーや綿との混紡製品に利用されます。

◆ムガ蚕糸

ムガ蚕の繭は1年を通して採取できる期間が短く希少で、高価な糸です。他の絹に比べて汗や水分を吸収しにくいです。ハリがあり、シルクの中でも特に軽く強いという特性を持っています。古代から王衣や芸術品に用いられ、「ゴールデンシルク」「シルクの宝石」とも呼ばれています。現在ではショールや洋服地で利用されています。

◆クリキュラサン糸

繊維の中に小さな孔が開いて密度が低く、空気をふくんでいる為、非常に軽くて暖かく、吸湿性・放水性に優れています。糸は、系統的に取れるわけではなく、均一な糸は難しく、それゆえ面白い織り物ができます。

日本から独自のシルク文化を発信

刺繍、ビジューなどの装飾加工も承ります

~同興商事株式会社~

2020/12/28

野蚕糸の種類①

野蚕糸の中でも特に知られている種類をいくつかご紹介します。

◆天蚕糸(テンサンシ)

緑色の美しい『やままゆ』から取られます。天蚕糸は伸度が高く、独特の光沢があり、天蚕糸で織られた織物は、強度が強くしわになりにくく、繊維のダイヤモンドとも呼ばれています。野蚕糸の中でも生産性が低く、大変高価な糸です。主に和装やショールに利用されています。

◆柞蚕糸(サクサンシ)

柞蚕の繭から取られた淡褐色の糸でタッサーシルクと呼ばれています。光沢があり、ハリやシャリ感が強い糸です。野蚕糸の中でも流通量が多く安定しています。古くから繭紬として和装材に利用されていますが、今日では、ニットなど洋装材としても多く使われています。

日本から独自のシルク文化を発信

オリジナルのレースやプリントを企画し、製品OEM事業を展開しています

~同興商事株式会社~

同興商事オンラインショップ-Dokoh Store-

2020/12/14

家蚕糸と野蚕糸の比較

先にも述べました通り、蚕の種類は大きく家蚕と野蚕に分類されます。家蚕の繭から作られた糸を『家蚕糸』、野蚕の繭から作られた糸を『野蚕糸』と呼びます。

◆家蚕糸の特徴

糸の太さ:2.83デニール ※一般的な太さです。種によって異なるものもあります。

伸縮性:低い

糸の特徴:細く光沢がある

繊維の断面:円に近い三角形で比較的均一

染色性:染色がしやすい

価格:安定している

◆野蚕糸の特徴

糸の太さ:56デニール

伸縮性:高い

糸の特徴:太くてシャリ感がある。

繊維の断面:台形~楕円形で均一ではない

染色性:ムラが出やすく染まりにくい。堅牢度も低い

価格:生産性が低く手間がかかるので製造コストが高い。

 

一般に流通している絹製品はほとんどが、扱いやすくて価格も安定している家蚕糸から作られています。しかし、野蚕糸はワイルドシルクとも呼ばれ、その希少さだけではなく、シルクの効能である保湿性や放出性、抗菌性にすぐれていると言われて、人気が高いです。

 

日本から独自のシルク文化を発信

国内外での提携工場で無地染色やプリントの加工を行っています

~同興商事株式会社~

同興商事オンラインショップ-Dokoh Store-

2020/11/30

様々な種類の蚕②

一方、野蚕は食料や生息地域なども様々で、繭の形や色も異なります。特徴のある野蚕の中で、特に知られている種をいくつかご紹介します。

 

●テンサン(天蚕)

ヤママユガとも呼ばれる日本原産の種で、日本全国で分布生息しています。主にクヌギ、カシ、クリなどの葉を食べ、孵化後50~60日で緑の美しい繭を作ります。

●サクサン(柞蚕)

中国が原産ですが、日本、朝鮮、インド産などもあり、タッサーと総称されています。主に中国とインドで飼育されていて、クヌギやカシなどの広葉樹の葉を食べ、淡褐色ないし茶褐色の繭を作ります。

●ムガサン

インドのアッサム地方にだけ生息しており、黄色~黄褐色の繭を作ります。

●エリサン

インドのアッサムが原産ですが、中国で多く飼育されています。ヒマを好んで食べることからヒマサンとも呼ばれています。繭の色はキナリや赤褐色など様々で、繭の層は綿状でふかふかしています。

●クリキュラ

インドネシアが原産で毎年3月頃から大量発生して街路樹を食い荒らす害虫とされていましたが、金色の繭を作ることから『黄金の繭』と呼ばれます。近年これを利用する様々な研究がすすめらています。

 

日本から独自のシルク文化を発信

定番商品約8種類をトレンドカラーでストックしています

~同興商事株式会社~

同興商事オンラインショップ-Dokoh Store-

2020/11/16

様々な種類の蚕①

シルクの原料となる繭と言えば、白い楕円形の形というイメージが一般的ですが、決してそれだけではありません。世界には多種多様な種が存在し、種によって繭の色や形は異なります。

一般に流通しているシルク製品の原料となる生糸の繭を作る蚕は、カサン呼ばれるカイコガ科の蚕で、家蚕として世界各地で養殖されています。これらが私たちがイメージする白い繭を作る蚕です。

 

日本から独自のシルク文化を発信

織、編みともに提携工場にて生産し、短納期、小ロット、低価格、高付加価値の商品開発が可能です

~同興商事株式会社~

同興商事オンラインショップ-Dokoh Store-

2020/11/02

蚕の種類について~家蚕(かさん)と野蚕(やさん)②

2.野蚕の特徴

人が育てるわけではなく、クヌギ、カシ、コナラ、シラカシなど様々な葉を食物とします。このため繭の形や色も種により異なります。現地ではそれらを天然資源として活用する術を持たずに樹木を食い荒らす害虫扱いされているものもあります。飼育される種類は少ないですが、現在は主として中国、インド、日本などで利用されています。

 

日本から独自のシルク文化を発信

素材、加工の特性を考慮した技術管理を行っております

~同興商事株式会社~

同興商事オンラインショップ-Dokoh Store-

2020/10/19

蚕の種類について~家蚕(かさん)と野蚕(やさん)①

シルクの原料となる繭を作る蚕には、大きく分けて『家蚕』と『野蚕』があり、『家蚕』はいわゆる養殖の蚕、『野蚕』は天然の蚕です。

1.家蚕の特徴

養殖の家蚕も、元々は自然の中で生きている野蚕でしたが、クワコ(桑蚕)が起源とされる家蚕は、良質な絹糸を安定して生産する為に、長い時間をかけて品種改良されました。家蚕は養蚕農家の管理された屋内で飼育されます。糸の太さを均一に保つため口の形を一定にする必要のため、桑の葉だけを与えられます。安定的な生産性があり、世界各地で養殖が行われています。

日本から独自のシルク文化を発信

シルクの可能性を探求し、新たな価値を創出していきます

~同興商事株式会社~

同興商事オンラインショップ-Dokoh Store-

 

2020/10/05

生地や糸の単位について ④長さを表す単位

日本では古くから長さや質量、体積などの単位系として尺貫法を使ってきました。

長さに関しては基準が2つあり、曲尺(かねじゃく)と鯨尺(くじらじゃく)を用いますが、着物やその生地では鯨尺を用います。鯨尺は、もともとクジラのひげで物差しを作っていたのでそう呼ばれていますが、現在では竹に目盛りが刻んであるものを使用しています。

 

単位としては『分』『寸』『尺』『丈』があり、メートル法に直すと下記のようになります。

 

分=約3.79mm

寸=分×10=3.79cm

尺=寸×10=37.9cm

丈=尺×10=3m79cm

 

着物を一着作るには、三丈物(1反=11.4mほど)や四丈物(共八掛付き)五丈物(振袖)が必要となります。

日本ではいまだに建築業界や繊維業界では尺貫法が日常的に使われています。

 

日本から独自のシルク文化を発信

国内外の自社工場・提携工場で、多様な縫製のご要望に対応致します

~同興商事株式会社~

同興商事オンラインショップ-Dokoh Store-

2020/09/21

生地や糸の単位について ③織物を数える単位

織物を数える時、繊維業界では『反』や『疋』を使います。

同興商事ではまだ『疋』を使うこともありますが、現在では『疋』を使っているところは少ないようです。

 

元々1着分の着物を仕立てられる長さの生地を『反物』と呼んでいて、11.4m~12mぐらいを表していたようです。それに対し、着物と羽織のアンサンブルを誂(あつら)えるのに必要な反物2反分22.8m~24mほどの長さの生地で『疋物』と呼ばれていました。

これは、昔は全て手染めだったので、1反ごとに色合わせをするのが難しく、アンサンブルを別々の反物から縫うと色差が出てしまうため、同じ反物で作った方が良いということで、疋物が用意されるようになったそうです。

 

『反』も『疋』も生地を数える単位ですが、着物地や服地などの用途や、綿布や合繊などの品種によってその長さは一定ではありません。

はっきりした長さの定義がないので、50-46mぐらいの長い巻物を『疋』と呼び、半分ぐらいの23-25mぐらいのものを『反』と呼ぶことが多いです。

 

日本から独自のシルク文化を発信

シルクを中心とした素材調達や開発を企画し、製品OEM事業を展開しています

~同興商事株式会社~

同興商事オンラインショップ-Dokoh Store-