2020/05/04 シルクの取り扱い方法
お手入れと保管方法
シルク(絹)は吸水性に優れ、しなやかで軽く柔らかな風合いが特徴ですが、デリケートな素材ですのでより長くご愛用いただくためにはお手入れが大切です。
汗じみや汚れを放置しておくと、虫食いや黄変の原因になります。
①シルク製品はブラッシングすると毛羽立ちますので、ブラシの使用はお控えください。
②汗じみがある場合は固く絞った布で叩き落とし、すぐにクリーニングにお出しください。
③クリーニングから戻ってきたらビニール袋から出し、ハンガーに吊るす場合は不織布や和紙など通気性の良いものでカバーし、保管してください。
④防虫剤もご使用ください。防虫剤が切れた場合は、同じ種類のものを引き続きご使用ください。
⑤保管場所は、直射日光や蛍光灯などの光が直接当たらない暗所保管をおすすめします。
長時間光が直接当たりますと、生地が黄変しますのでご注意ください。
日本から独自のシルク文化を発信
シルク テキスタイル OEM
~同興商事株式会社~
2020/04/27 シルクの取り扱い方法
シルクの取り扱い方法~洗濯方法~
シルク製品を洗濯する場合は、必ず「洗濯表示」を確認してください。
手洗い可能ではあれば、シルク製品もご自宅で洗濯できます。
・洗い→20~30℃のぬるま湯に中性洗剤を入れます。
(市販されているおしゃれ着用の洗剤でOKです。)
両手でシルク製品を持ち、洗濯液の中に浸けながら左右に振ります。
・すすぎ→ぬるま湯か常温の水道水で洗いと同様に左右に製品を振り、2~3回程度水を換えて洗濯液を落とします。
シルク本来の滑らかさを出したい場合は、最後のすすぎのタイミングで柔軟剤仕上げを行うと良いです。より柔らかい風合いに仕上がります。
ただし入れすぎにはご注意ください。
長時間水に浸けておくのは禁物です。さっとすすぎましょう。
・脱水→すすぎ洗いの前に一度絞りたくなってしまいますが、刺激に弱いのでひねったりゴシゴシしたりするのは避けてください。
すすぎ前のように軽く水を切ったらタオルドライで脱水します。
水を切ったシルク製品をタオルの上に広げます。タオルで包んだらその上から軽く押してバスタオルに水分を吸わせて脱水を行います。
・干す→シルクは木綿と比べると吸水性が高く重たくなってしまうので、洗濯ばさみを使って吊るしたりハンガーにかけたりすると特定の箇所に負荷がかかり型くずれしてしまう場合があります。
必ず形を整えて、平干しで直接日光の当たらない風通しのよい所で乾燥させます。
直射日光に当たってしまうと、黄変の原因になりますのでご注意ください。
今回ご紹介した洗濯方法であれば、家庭でも気軽にシルク製品を洗うことができます。
これまで洗濯方法でシルク製品の購入をためらっていた方も、ぜひシルク製品に親しんでいただけたらと思います。
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