DOKOH LABO

2022/05/01 ダイナミーシルク

ダイナミーシルク③

~第二の試練~

織物やジャージーでは生地にするまでは問題なく進みましたが、その後の精練、染色段階で幅が安定しない、波打つ、編地が切れるなど問題が明らかになり、生地として販売できる状態にはなりませんでした。

 

製糸の段階ではセシリンを定着したまま引き上げており、それにより弾性糸の収縮が抑えられていました。しかし、生地にして一定の高温で精練することでセシリンが脱却して、弾性糸が本来の機能を回復して急速に収縮し、生地によって幅も表面も安定しないという問題が表面化したのです。ところが糸は国内と中国ですでに生産に入っており、あわせて20トン近い糸が滞留することになりました。

 

絹業界が製糸から織、編み、精練、染色、仕上げと分業で成り立っていたということが、原因究明を遅らせました。

 

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