DOKOH LABO

2022/06/01 ダイナミーシルク

ダイナミーシルク④

しかし、何度か試験を繰り返すうちに、生地を一気に高温で精練するのではなく、25度から1分間に1度ずつ温度を上げ、1時間かけて100度近くまでもっていくと安定することがわかったのです。

 

これで精練、染色段階の問題は解決しました。

 

ジャージーに関しては編み立て時の糸切れも課題となりました。原因は現在の高速編み立て機では急に圧力が加わるため絹と弾性糸のの張力差が生じてしまうためでした。これを解決してくれたのが小松市の福島ニット。昔からののニット機を保有して、絹にこだわりながら個性あるジャージーを生産する会社で、ゆっくりと糸を送り込むことで安定を得ることができたのです。

 

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