DOKOH LABO

2020/12/14

家蚕糸と野蚕糸の比較

先にも述べました通り、蚕の種類は大きく家蚕と野蚕に分類されます。家蚕の繭から作られた糸を『家蚕糸』、野蚕の繭から作られた糸を『野蚕糸』と呼びます。

◆家蚕糸の特徴

糸の太さ:2.83デニール ※一般的な太さです。種によって異なるものもあります。

伸縮性:低い

糸の特徴:細く光沢がある

繊維の断面:円に近い三角形で比較的均一

染色性:染色がしやすい

価格:安定している

◆野蚕糸の特徴

糸の太さ:56デニール

伸縮性:高い

糸の特徴:太くてシャリ感がある。

繊維の断面:台形~楕円形で均一ではない

染色性:ムラが出やすく染まりにくい。堅牢度も低い

価格:生産性が低く手間がかかるので製造コストが高い。

 

一般に流通している絹製品はほとんどが、扱いやすくて価格も安定している家蚕糸から作られています。しかし、野蚕糸はワイルドシルクとも呼ばれ、その希少さだけではなく、シルクの効能である保湿性や放出性、抗菌性にすぐれていると言われて、人気が高いです。

 

日本から独自のシルク文化を発信

国内外での提携工場で無地染色やプリントの加工を行っています

~同興商事株式会社~

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