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2021/07/09 活動報告

ワークショップ『繭から糸を挽く』に参加しました

京都のHONDA SILK WORKSさんにて開催されましたワークショップ『繭から糸を挽く』に社外研修として参加しました。

2年目の若手社員が、これまで映像で見たり先輩や上司から聞いたりしたことを実際に体験することで、シルクのすばらしさやシルクを扱う仕事の楽しさを再認識することができました。

研修参加者がとてもわかりやすくまとめてくれましたので、ご紹介致します。

 

①繭を茹でてセリシン(蚕が糸を吐くときに出される糊)を溶かす

 

鍋でお湯を沸騰させ繭を入れる。

8分ほど煮た後、火を止めて3分放置。 繭が浮いてくるため、落し蓋・重石をする。 3分放置する間に徐々に繭にお湯が浸透する。

鍋に水を差し温度を60℃ぐらいまで下げる。 温度が下がることで浸透圧により繭の中にお湯をより浸透させる。

煮た繭の表面を箒状の物でこすり、キビソと呼ばれるセリシンが溶けたものに絡まった糸を引き出す。(索緒サクチョという) 出てきた糸の束を上下に振り糸が細くなるまで引き挙げる。

 

②座繰り機(繭から糸を挽く機械)を使い糸を挽く

 

座繰り機に糸をセットし、キビソを出した時のように箒状のもので糸を引き出す。なるべくすべての繭から糸が挽けるように糸を引き出す。

ハンドルを回し糸を挽いていく。挽きながら糸が出ていない繭を箒状の物でこすり、糸を引き出す。

糸が出ている様子。M字の凹みに沿い糸を絡める。

糸が挽けている繭は透明になっていく。

挽いた糸

乾燥させると木枠を破壊するほど強力に縮むので次の糸を挽く間は水に入れておく。

白い繭は糸がでなかったもので、真綿にする

 

③木枠に巻き取った絹糸をかせあげ機でかせ(一定の大きさの束)にする

 

右の木枠から「かせあげ」する。

かせ始めは糸が切れないように注意しながら進める

かせ終わり

④かせにした糸の束を水で洗い、混合物を取り除く

 

木枠の癖がついているので癖を取ることを意識しながら水洗いする。

水を絞る

癖を伸ばす

完成

2021/06/18 活動報告

はぎれ販売を始めました

弊社では生産する際に出来上がった生地を確かめる為に毎度、工場より生地の反端を取り寄せ品質のチェックを行います。

この反端の有効利用方法としてビーカーをとったりお客様に提案するサンプル作成に利用してきました。

新たな取り組みとしてさらなる利用価値を求めシルクの反端を必要としてもらえる方へ格安でのはぎれ販売を始めることに致しました。

 

今後も「作る責任・使う責任」実現の為に無駄のない生産活動を行っていきます。

 

 

 

 

2021/06/07 活動報告

Premium Textile Japan 2022 S/S展に出展しました

5月25日~26日に東京国際フォーラムで”PremiumTextileJapan 2022Spring/Summer”が開催されました。

こちらは繊維業界の展示会で、生地やレース、製品、染色、プリントなど多岐に渡り様々な会社が出展しています。

弊社も出展し、2日間多くの方がブースにお立ち寄りくださいました。

 

今回出展した生地で特に好評だったのが、初出展の「WILD SILK」・「ノイルコットン」・「ノイル麻」、定番の120g/TOP天竺」などです。

 

 WILD SILKは野蚕と呼ばれる屋外(野生)で育った蚕から取れた絹糸です。

家蚕(室内で飼われている蚕)の糸が細く光沢があるのに対し、野蚕糸は太くてシャリ感があるので、見た目も異なります。

 

ノイルコットン・ノイル麻は、シルクノイル糸×コットン、シルクノイル糸×麻で織りあげた生地です。

S100%のノイル生地と比較すると、ハリ感やザラっとした風合いがあります。

 

定番のTOP天竺は、弊社のECサイトに掲載しているマスクで使用している生地です。

マスクやインナーアイテム、パジャマなど幅広く使用できます。

 

今回の展示会は緊急事態宣言下での開催となりましたが、主催者の一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構様とご来場のお客様のご協力のもと、無事に2日間開催でき感謝しています。

 

今後も多くの方にシルクを手に取っていただけるよう、ニーズに合わせた提案をしていきます。